お茶漬けのしみとふるーつ寒天

お手紙風ブログ。それから本と映画、デザイン、アートとなんやかんやを赤裸々に。

表象とどう向き合うか

現代におけるわたしたちは足が不安定でおぼつかない。流行をおって周りに合わせては安心し、それが自分であると認識しているように思える。このような状態だと、知らず知らずのうちに表象に乗っ取られてしまう可能性を、私たちは孕んでいることを再認識する必要があるのではないか。

 よい例が世論調査である。世論調査は人々への問いかけが誘導尋問になっている場合がある。例えばこうだ。

 「あなたは死刑に反対ですか」という問いに対して選択肢が(ア)どんな場合でも死刑は廃止すべきである(イ)場合によっては死刑もやむを得ない(ウ)わからない、一概に言えない」となっている場合である。この場合、「どんな場合でも」「場合によっては」という言い方をみて、(イ)と回答するように仕組まれている。

 こういった国の操作によって我々は本来の意見をうまい具合に隠されてしまっているかもしれないのだ。こうして、間違った社会統合が促進されてゆく。

 そのためには、我々は虚か実かを見分ける目を養わなければならないといえよう。そのためには常に新聞や本などで報道されるニュースにアンテナを張ることが重要だと言いたいところだが、その報道されること自体がすでに誇張されたりする現代社会である。

 では我々はどうすればよいのだろうか。我々は一つの主体として自立したメディアを作り出すことを求められてはいないだろうか。ものの考え方は人それぞれで、メディアも人の数だけあるといってもよいだろう。そういって生まれたひとつの小さなメディアが真実を表していることだってあるかもしれない。

そして社会の流れまで大きく変えてしまうこともあり得るのだ。

 そのためには世界を広める必要がある。世界の多様な文化や歴史的背景を理解し、ひと、自分以外のメディアとの「つながり」をつくっていくことが、世界を変えることにつながると私は考える。

 

参考

「死刑制度に関する世論調査

http://www.jca.apc.org/stop-shikei/news/81/3.html

ゴジラ

http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/hasegawa/manyu/godzilla.htm

クロスオーナーシップ

http://ja.wikipedia.org/wiki/クロスオーナーシップ_(メディア)