お茶漬けのしみとふるーつ寒天

お手紙風ブログ。それから本と映画、デザイン、アートとなんやかんやを赤裸々に。

十和田市現代美術館 常設展

 

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《フラワー・ホース》(チェ・ジョンファ)

入り口からカラフルな彫刻がお出迎えする。この美術館のシンボル的存在であるその動物は十和田市のモチーフ的な存在だ。ちなみに、青森は寒立馬が有名。カラフルに咲き誇る花々は市の華やかな未来を謳っているように感じられる。前に蹄を蹴りだした馬は未来へと一歩前進しようとしている。

《愛はとこしえ 十和田でうたう》(草間彌生)

市民を表しているかのような少女や犬、そして草間の代表作であるかぼちゃのモチーフ。フラワー・ホースが輝かしい未来を象徴し、この作品は永遠の愛と平和を謳っているように思う。水玉模様は地面に落ちる雪のようだ。カラフルな色彩が明るく華やかな時代をフラワー・ホースとともに表している。

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《ゴースト》(インデス・イゲー)

いわゆる「お化け」の、誰もが頭に思い浮かべる典型的な姿。この世のものではない、不可解な存在のはずなのにどこか憎めずお茶目でとぼけた表情を浮かべているように見える。ちなみに、8mという存在感。地面から少しだけ浮いていて、浮足立っているようにも感じられる。

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《スタンディング・ウーマン》(ロン・ミュエク)

白壁に映える黒い服をまとった老婆。視線の先にはなにがあるのだろう。魔女のような、はたまた親戚の祖母のような不思議な空気を纏って私たちを出迎える。見る角度によって、表情が変わるように見えるのは気のせいだろうか。

《光の橋》(アナ・ラウラ・アラエズ)

四方をガラスで囲まれた、万華鏡のようなかたちの作品。六角柱の向こう側には外の景色が広がっている。ガラスが景色を光で反射して、近未来、もしくは異次元に迷い込んだかのような錯覚に陥る作品だ。

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《ザンプラント》(栗林隆)

天井からぶら下がるあざらしの下半身と白い空間。アザラシは水面に顔を出して空気に触れながら体は水に浸かっている。空を飛んでいるようにも、首を吊っているようにも見えるアザラシは生と死、空気と水の境目に存在しているのだろうか。

 

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その他館内内装